私が妊娠を産婦人科や妊娠検査薬の判定よりも早く知ることが出来たのは、実母の不思議な夢と、息子の赤ちゃん返りでした。
でも、産婦人科で妊娠の診断を受けた後に冷静になって考えると、PMS(月経前症候群)だと思い込んでいた様々な症状は、いつもとちょっとだけ違っていたような気がします。
目次
生理前の症状と似ているからこそ見逃しやすい妊娠超初期
PMSも妊娠超初期も、人によって様々な症状が現れます。では、それぞれどういった症状が現れるのでしょうか?
PMSの体にあらわれる症状
- 下腹の重だるい痛み・腰痛・胸の張り
- 吐き気・むくみ・便秘・肌荒れ
- 眠気・頭痛・甘いものが無性に食べたくなる
PMSの精神的な症状
- イライラする・気分が落ち込み涙もろくなる
- 集中力の低下・神経質になる
妊娠超初期の体にあらわれる症状
- 下腹部の違和感や痛み・胸が張る
- おりものがいつもと違う・吐き気
- 眠気・微熱・体が重いくだるい
- めまい・頭痛・腰痛・肌荒れ
- むくみ・味覚、嗅覚の変化
妊娠超初期の精神的な症状
- 情緒不安定になる
- イライラする
- 涙もろくなる
PMSと妊娠超初期症状では似ているものもあれば、違うものもあります.
ですが、全体的にみると、とてもよく似た症状が心にも体にも出てきます。
どちらも黄体ホルモンの影響によるものですから、症状が似通ってしまうのは当然かもしれません。
妊娠超初期と生理前は似たような症状でも微妙な違いがあるようです

私はPMS(月経前症候群)が10代のころから酷く、下腹部痛と腰痛はまるで腰から下に重石をつけられたような痛みを感じていました。
でも、いつもならくる排卵後の鈍痛が、その月は、なんだか下腹部がチクチクした痛みで、腰の痛みと、それに伴うむくみはありませんでした。
それと、胸の張り方がまったく違いました。
生理前になるとブラのサイズはワンサイズ大きくしないと痛くてたまらないのに、この時は、胸の張りはあっても痛みはなかったのです。
それ以外では、長男を妊娠していた時にはイライラが抑えきれず、何でもない事で腹を立てて、トイレに立てこもって旦那を困らせました。
いつもの生理前の症状とはあきらかに違う症状が、体にも心にも表れているのに「今月はいつもと違うな~」くらいにしか思わなかったのです。
もっと気をつけていれば、他にも沢山の違いはあったんでしょう。
そういえば生理前の症状がいつもとは違ったなと思う人も多いはずです。
妊娠する可能性がある女性は、毎月の症状と違う感じがした時には、「もしかして・・・」と思ったほうがよさそうです。
基礎体温とおりものの変化は妊娠超初期を知るのに大切です
基礎体温をつけている方ですと、高温期が3週間以上続くことで妊娠に気が付く可能性が高いでしょう。
基礎体温をつけていない人でも「おりもの」の変化には気が付きやすいようです。
いつもより量が多い。色が違う。さらさらした感じがする。
こういった変化があるのですが、人によっては全く変わらなかったとも聞きますので、妊娠超初期を確実に知るためには、やはり基礎体温をつけておくことが良いようですね。
微妙な変化を見逃さないために必要な事
妊娠超初期と生理前の症状が似ていると、赤ちゃんを待っている女性は、「これはもしかして」とかなりきになるかもしれません。
毎月の体の変化を良く知っておくことが、妊娠超初期の症状を見逃さないためには必要な事です。